せどりの道具をそろえよう!【せどりで準備するもの徹底解説】

こんにちは。たにやんです。
今回はせどりをするうえで「これだけは欲しい!」というおすすめアイテムについて解説していきます。せどりは自分で仕入れて売るネット上の個人商店ですから、多少の商売道具が必要になってきます。
商売道具と言っても特別変わったものではなく誰でも買えるものです。
せどりをこれから始めるための準備なので、資金はなるべく抑えたいと思います。どれも最低限安いものを用意して資金に余裕が出てきたら必要に応じて買い替えや補充をしていきましょう。
ここでは最低限準備として必要なものから、なるべく欲しいものや細かい道具、資材についても紹介していきます。
目次
せどり道具【最低限準備するもの】
スマートフォン
持っていない人は少ないと思いますが一番使うものなので挙げておきます。店舗でのリサーチ、出品登録、店舗検索と主に仕入れや出品などでとにかく使います。
機種はiPhoneの方がアプリが充実しているのでせどり的には推奨されています。推奨はされていますがandroidでも十分使えます。現に私もandroidのスマホでせどりをしていますが、特に問題なくできています。
注意した方がいいのは、店舗でとにかくリサーチをしているとデータ通信を意外と使います。
これは私のある月の1ヵ月分のデータ使用量です。せどり用ツールでリサーチしてブラウザで相場検索、Amazonアプリで他の出品者をチェックしてAmazonセラーアプリで出品制限を確認して・・・としているうちに約2.5GB使用していました。
ちなみにこの使用量は週末だけ仕入れをした場合の使用量です。土日全てではないので6,7日仕入れに出てこの量です。せどりを始めてほぼ毎日仕入れに行っていたらこの倍以上はかかると思います。
仕入れをしていて通信制限でリサーチができないとなってはいけないので、通信量に余裕をもたせるかポケットWi-Fiを用意するなど今のうちに自分の通信環境を確認した方がいいでしょう。
パソコン
これは以前の記事でもお話ししましたが、せどりはネットビジネスですから絶対に必要です。自宅に既にパソコンがあるならそれを使えば十分です。
もし持っていない場合は中古をメルカリやハードオフで買いましょう。インターネットができればいいので、5万円しないぐらいの安いもので十分です。
プリンター
これも必須アイテムです。送り状の印刷、出荷時のラベル印刷とせどりを始めると何かと使います。プリンターも安いものだったらハードオフで2、3000円で売ってるので動作確認ができている安いものを買いましょう。
プリンターは送り状やラベル印刷がメインなので、プライベートな用途がなければ白黒印刷のみでも問題ありません。私も印刷は普段していなかったので、ハードオフで5000円程のプリンター買いました。普通にインクを替えるぐらいで特に問題なく使用しています。
あとはコンビニで印刷するというのもできなくはないですがオススメしません。
私は最初ケチってプリンターを買わずにコンビニにデータだけ用意して印刷しにいってましたが、送り状を作り直したりラベルを追加で印刷したりと何度もコンビニを往復して用意する羽目になり、その間他の人が利用していて終わるのを待つと散々な目にあったのでたまらず買いました。
またラベル印刷に関してはAmazonで貼り付けてくれる代行サービスもありますが、当然のことながら手数料が別途発生(1個あたり20~50円)するため、せどりで毎月大量に商品を出していくならケチらず買った方がいいです。
インターネット
最近はスマホを利用していてネット環境が家に無いという人もいるようですが、インターネットが自宅にないと仕事にならないのでまだの場合は準備しましょう。
ネット契約は最近では月々5000円前後で様々なプロバイダもあり、戸建てやマンションで条件も違うので住まいの環境に応じて最適なものを探した方がいいです。私はJ:COMでCATVを見ているのでついでにネットも契約してます。
「電脳せどり」というネットで仕入れをする方法があるのですが、ネットでひたすらリサーチを繰り返すため、それをメインにする予定の場合はなるべく通信速度が速いところを選んだ方がいいです。
クレジットカード
Amazonセラーのアカウントを登録するのに使います。せどりを始めたばかりの時は基本的に手持ちの現金で仕入れをすればいいですが、将来は家電を複数仕入れるといった場面でも使えたりするので作りましょう。
既に持っているカードでもいいですが、資金管理の面からせどり用に新しく作った方が楽です。オススメはポイントも貯まって比較的すぐに作れる楽天カードです。
私もせどり用に楽天カードを作りましたが、そのカードで仕入れ、ガソリン代、資材等を買っています。せどりは副業ということで確定申告をする必要があるので資金管理はしやすいようにしておきましょう。
銀行口座
Amazonから売上を振り込んでもらう口座です。これもクレジットカードと同じくせどり用口座を準備した方が便利です。インターネットバンクの方が使い勝手がいいです。
楽天カードを作るついでに楽天銀行の口座も作れるので、まだ持っていなければまとめて作ってもいいと思います。楽天はカードの発行も口座の開設も比較的早いため、せどりの準備としては便利です。
その他の銀行では、ジャパンネット銀行も3万円以上の入出金は手数料無料になるのでオススメです。私はジャパンネット銀行を使っていて、まとめて3万円以上おろしてそれで仕入れを回るといった流れにしています。
せどり道具【必須とは言わないが欲しい】
車
これは必須という人もいますが、維持費もかかるものなので【できればあった方がいい】という分類にしました。
店舗で仕入れをして慣れてくると、大きい家電を複数やセット本を何セットも仕入れるなんて日もあります。激安でいいのでできることなら用意するのをオススメします。
地方や田舎在住なら普段の移動で使っている方も多いと思うので、それをそのまま使えばいいと思います。都内などの都市部に住んでいる場合は駐車場代も高いと思うので仕入れ資金との相談になります。
私も東京在住ですが、元々車ででかけるのが好きなのもあって車はたまたま持っていたのでこの点は助かりました。といっても↓の写真の17万円で買った激安中古車です。
もし車を買える状況なら、荷物を少しでも多く積める方がいいので、車種は後部がゲートになっていて積み下ろしがしやすい写真のようなハッチバックタイプが一番です。
車を買うのが難しい場合は、家電仕入れや持ち込みで納品といった運ぶのが大変な日だけレンタカーやカーシェアを利用して、普段の仕入れは近隣なら自転車、もしくは電車で駅をハシゴする電車せどりをしていきましょう。
特に電車せどりは、駐車場のない駅前のブックオフは車で仕入れに行きにくいため敬遠されがちで、利益商品が残っている可能性があるため車があってもたまにやるのは作戦的にアリです。
ただし持てる荷物にも限度があるので、仕入れについてはコインロッカーへ一旦しまったり、仕入れもDVDのように軽いものを増やす。セット本は利益の高いものに絞るといった多少の工夫は必要になります。
シガー充電・モバイルバッテリー
スマホでリサーチを繰り返しているとバッテリーがあっという間に減るので車移動ならシガー充電、電車移動ならモバイルバッテリーを持って行った方がいいです。
移動時間の15分~30分の間に充電していないと確実に足りなくなります。私も車に乗ったら即充電する癖をつけています。
せどり道具【検品・出荷で使うもの】
検品道具
- ラベル剥がし液
主に仕入れた本のラベルに塗って使います。ハケ塗りタイプが使いやすいです。安い剥がし液でもいいですが、臭いがきついものが多く気分が悪くなりました。オススメはロックタイトが臭いも少なく使いやすいです。 - 剥がしヘラ
剥がし液を塗ったらこれで剥がします。ヘラは他にも形がいろいろあるのでお好みで選びましょう。金属は商品を傷つける可能性があるのでカーボンの方がいいです。 - ウェットティッシュ
カバーの汚れがあったらこれで拭いてからティッシュで水気をふき取ります。ほとんどの本のカバーはコーティングがしてあるのでウェットティッシュで拭いても大丈夫です。 - カッターナイフ・マット
印刷した送り状や納品書をきれいに切りたいなら定規とカッターで切った方がいいです。 - ハサミ
パック詰めした袋を切ったりラベルを切ったりするのに使います。100均のもので十分です。 - 定規
パック詰めや商品の長さを測るのに使います。これも100均で十分です。
梱包道具
- OPPテープ&テープカッター
段ボールの梱包、セット本の合体とよく使います。すぐなくなるのでテープは束で売ってる予備も買っておきましょう - セロハンテープ&テープ台
セット本の梱包、エアキャップの梱包と何かと使います。台があった方が作業が楽です。これも予備を買っておきましょう。 - クリスタルパック
主にセット本を作るのに使います。本のサイズに応じてA4、B4、A3ぐらいあると便利です。ハサミで切って長さを調節するので、どのサイズもテープ無しタイプを買いましょう。
私はDVDもよく仕入れるので、これに加えてDVD用のテープ付の小さい袋もあります。
出荷道具
- 段ボール
Amazonへ出荷するのに使います。よほど入手がカンタンならお店からもらってきてもいいですが、サイズが揃わないのと強度にバラつきがあるため、初期資金との相談になりますが買った方がいいです。私は毎回買って補充しています。
サイズですが、3辺が120㎝のものが使いやすいです。本をメインに入れていくと意外と重くなって、120㎝でも詰めるとヤマト便で送れる上限30㎏近くになります。またいざ作って持ち上がらないとならないように、心配ならサイズを下げましょう。私は欲張ってAmazonの受け入れ可能限界の160㎝サイズで作ったら持ち上がらなくなりました・・・ - 重量超過シール
Amazonのルールで箱の重量が15㎏を超えているものは写真のように貼ることになっています。シールに印刷して貼ってもいいですが、私はAmazonで買いました。 - ラベルシール
出荷前にバーコードを印刷して商品に貼ります。印刷対応の【24面】というシールを使います。
せどり道具【今すぐではないが用意した方が良い】
エアキャップ・エアダスター・ストレッチフィルム
- エアキャップ
クリスタルパックに入らないものや、ゲーム機といった精密機器の梱包に使います。これで梱包した写真を掲載しておけば丁寧に扱っているとアピールに使えます。 - エアダスター
ゲーム機やディスクのホコリ取りに使えます。エアーを吹くだけなので布などで拭くより安全かつキレイになります。 - ストレッチフィルム
箱の上から巻くことで商品保護になります。また未開封の家電等を箱のまま発送するときなどにも巻いてその上にAmazonの送り状を貼って【1箱】というカウントにして出荷したりできます。
せどり道具【可能なら準備しても良い】
バーコードリーダー
【ビーム】とも呼ばれているバーコードを連続で読む機械です。せどりでは【全頭ビーム】などと言ってブックオフ等で棚にある本を端から連続で読み込んで利益商品を探すというやり方があります。
一部マナーの悪い人がいるようで、店舗によってはこれを禁止していたり、使っていると店員に声をかけられている人をたまに見ます。
ブックオフで持っていると一気にリサーチができて便利ですが、逆に他の店舗でそこまで一気にリサーチすることは少なく、私は持っていませんがスマホでも十分足りてはいます。
4万程と高額なので一台持っていたら便利ですが、無理に買わずにお財布と相談で後々必要と思ったら買えばいいと思います。
まとめ
今回はせどりで使う【道具】について紹介していきました。
必須なものからなるべく準備した方がいいというものまでいろいろありますが、ここで仕入れ資金がなくなってもいけないので、必須に上げたもの以外は予算に応じて無理せず少しずつ揃えましょう。
無理して備品ばかり買って仕入れ資金が無くなっては本末転倒なので、必須に挙げたものもなるべく中古品や100均にするなどして節約しましょう。
次回は、店舗せどりで使える【スマホアプリ】について解説していきます。