せどりするなら知っておこう【AmazonセラーFBAと自己発送の違い】

こんにちは。たにやんです。
今回はAmazonセラーを利用するうえで知っておく必要がある【FBAと自己発送の違い】についてです。この作業がわかれば後はいよいよ仕入れをしていくことになります。
前回の記事でAmazonセラーの登録方法について解説しましたが、これはその後の販売に向けての内容になります。特にFBAは他の通販サイトには無い変わったサービスなので、ここでFBAと自己発送それぞれの違いを理解してせどりを始めていきましょう。
目次
FBA
まずはAmazonでせどりをする上でかかせないサービス、FBAについて解説します。
FBAは「Fulfillment by Amazon」の略で、Fulfillment(フルフィルメント)とは英語では履行、遂行といった意味です。物流業界では商品の受注から配送までの一連の業務全般を指します。
つまりFBAとは、Amazonが受注から商品の配送まで全てを請け負うサービスとなります。Amazonでせどりをしていく人は基本的にこのサービスを利用して稼ぐことになります。
私ももちろんこのサービスを利用してせどりをしています。これのおかげで普段本業をしていても稼げているといっても過言ではありません。
FBAの流れ
それではFBAの基本的な流れを紹介します。
FBAをするにあたってまずは当然ですが仕入れをします。ブックオフでセット本を用意したり他のネット通販で商品をまとめて仕入れて在庫を作ります。
仕入れについては別の記事で解説しますが、なるべく種類や量を増やせるように仕入れをしていきましょう。最初のうちはなかなか仕入れができないかもしれませんが、できれば段ボール箱で5~10箱程度は作れたらベストです。
ある程度仕入れができたらここからFBA利用の流れになります。
FBAの場合この納品までの作業が自身で行う主な作業になります。またこの納品がもっとも注意すべき作業なので、慣れないうちは慎重に行いましょう。
FBAでは自分が仕入れた商品を全国にあるAmazonの倉庫に納品して代わりに販売してもらいます。そのため納品については商品カテゴリーごとの梱包や納品のルールがあります。
例えばセット本なら、透明なビニールでまとめて最後に「BOX商品 出荷時開封厳禁」というラベルを貼って出荷します。こうすることで初めて1つの商品として登録できて納品できるようになります。
また商品によってはFBAに納品できない商品(危険物等)もあります。仕入れの段階でも注意が必要ですが、間違ってFBAに納品できない商品を送ってしまわないように注意しましょう。
私も何度も危険物のカテゴリーに該当する商品を気づかずに仕入れてしまって、いざ出荷作業をしていたら納品できないとわかって自己発送に切り替えたり泣く泣く家で使って終わりにしたことがあります。
全ての商品に言えることですが、Amazonの倉庫に預けて【商品】として保管してもらうことになるため、検品と梱包を確実に行って絶対に問題ない状態にして商品を送り出す必要があります。
納品に不備があるとせっかく送った商品を着払いで返送されたり、購入者のクレームでアカウントの評価が下がる等のデメリットが大きいです。ですからFBAの納品はくれぐれも注意して行いましょう。
納品が無事に終われば自分の商品がAmazonのページに並ぶので、他の出品者の価格等を参考に適宜調整しましょう。あとは購入者が自分の出した商品を購入してくれるのを待つだけです。
この段階でたまに購入予定者から商品についての問い合わせがありますので、もしあれば速やかに答えましょう。私の経験だとゲーム機の付属品やDVDのリージョンコードについての問い合わせが以前ありました。
支払いに関しては購入者が注文した後の決済もAmazonの方で自動で行われるので、待っているだけで基本的にすることはありません。
受注・出荷に関してもFBAでは全てAmazonの方で自動で行われます。代金引換以外はAmazonが支払いが完了したと判断したら出荷されるので、商品だけ送られるといったことはありません。
購入者が時間指定やお急ぎ便を指定していれば、Amazonがそれに合わせて間に合うように出荷してくれるので、こちらは無事に届くのを待つだけとなります。
この自動で出荷まで行ってくれるのは大変便利な機能で、私は以前ゲーム機を販売したのですが、送り先がなんとイタリアでした。海外に自分で発送となると送料や手間がかかりますが、そこまで自動でしてくれるのは本当に助かります。
商品が無事に届けば基本的にはそこで取引は終わりです。もし商品に不備があればこの後購入者から返品される場合がありますが、そういった手続きもAmazonが受け付けるのでもしAmazonから連絡があったら速やかに対応してください。
またこの後購入者が商品に満足してくれれば、たまに出品者評価をつけてくれます。この評価は出品者情報に反映されるので★5の評価をもらえるように頑張ってください。
評価件数が多い方が購入者から見て安心感が出ます。丁寧な梱包を心がける等して地道に増やしましょう。
出荷まで無事に終われば売り上げが振り込まれます。売り上げは一旦残高として貯められて2週間に1回振り込まれます。この時商品の販売金額から倉庫保管料や配送手数料といった費用が引かれます。
せどりではこの振り込まれたお金から仕入れ額を引いた金額が利益となります。せどりで稼ぐということは、この利益を増やしていくということになります。
注意する点としては振り込みが2週間に1回となるため、カード払いの引き落としに振り込みが間に合わないということがないように気を付けましょう。
Amazonがセラーセントラルで支払い日と記載している日にちは、振り込み手続きを開始する日です。そのため実際に口座に入金があるのは原則3~4日後となります。
何か月もせどりをしていれば一連の流れになってそこまで気になりませんが、資金が少ないうちは次の振り込みがないとカードの引き落としや仕入れができないということも考えられます。
【振り込みをリクエスト】という振り込み日を少しだけ早くする方法もありますが、リクエストも結局のところ3~4日程度かかるので本当に少しでも早くしたい時に使える程度です。
ですから、なるべくそれを使わないでも回せるような売上とキャッシュフローを目指して、どうしても厳しい時だけ使うぐらいに考えておきましょう。
FBAの特徴
FBAの最大の特徴はやはり一度納品したら、受注、梱包、出荷まで全て任せられることでしょう。無事に納品さえしてしまえば、基本的にあとは売れるのを待つだけです。
自分が寝ている間に入った注文もAmazonの方で自動で処理してくれるので、注文が入っても自分で急いで出荷したりする必要もありません。
またFBAで出品をすると商品に自動的にprimeマークが付きます。primeが付いているとお急ぎ便が利用できるため、少々高くても自分の商品を選んでもらえる確率が上がります。
自己発送でもprimeを付けることは設定で可能ですが、お急ぎ便にあたる出荷を自分の手で行うことになるので、即発送できる態勢がないと厳しいです。
他にも全て倉庫に納品してしまうので、家に在庫を保管する必要がないのも便利です。こういったネットビジネスでは、家に在庫を貯めて注文が入ったら自分で送ることをイメージされがちですが、それがないのは大変便利です。
私もいつも自宅から出荷してFBAを利用していますが、出荷し終わった後のスッキリした部屋を見るとやりきった感がすごいです。
納品についての多少のルールはありますが、何回も出荷をして慣れてくれば考えなくてもできるようになってきます。私も3~4回出荷をしていたら特に悩むことなくできるようになりました。
FBAの注意点
注意点としては、1度納品したら自分の手元に戻すには時間がかかることや、状態についての問い合わせ等があっても手元にないため出荷前に把握しておかないといけないといったことが挙げられます。
私は以前出品制限がかかった商品をうっかり納品してしまったので、セラーセントラルから返送の手続きをしましたが、商品が家に届くまでに約1ヵ月ほどかかりました。
状態の問い合わせについても、以前ゲーム機に貼られた製品のシールについて問い合わせがありましたが、そこまで見ておらず写真も撮っていなかったため答えられませんでした。
また納品の流れの中でも説明しましたが、後で修正したり商品に欠品があっても追加したりすることはできないので、万全の状態での納品が求められます。
Amazonで商品を買ったことある方はわかると思いますが、Amazonは過剰と言われるぐらいの梱包で出荷をしています。しかしその後運送会社の手に渡って購入者の元に届きます。セット本等は特にですが、輸送中に衝撃で中身が出てしまうといったことがないようこちらに落ち度がないような梱包、出荷を心がけましょう。
FBA手数料
ここが恐らく特に気になるところだと思います。Amazonに出荷まで代行してもらうので当然のことながら手数料がかかります。手数料についてはいくつか種類があります。
- 販売手数料
納品した商品が売れたら商品カテゴリーごとに販売金額の8~15%が引かれます。セット本を販売した場合は本なので15%となります。 - カテゴリー成約料
これはメディア商品(本、CD、DVD、VHS)が売れた時に発生します。1個売るごとに本なら80円、DVDなら140円が販売手数料とは別に引かれます。 - 配送代行手数料
商品の配送にかかる手数料です。金額はサイズ、重量によって細かく決められています。小さい商品で最も安くて282円、大型で高い商品だと1000円以上になります。セット本の場合巻数にもよりますが、重量が多くなりがちなので大体500~1000円程度かかります。
Amazonセラーのページ内に料金シミュレーターがあるので気になるものは見積もりをしてみましょう。 - 在庫保管手数料
商品を倉庫に保管してもらう間に発生する手数料です。金額は1円単位で商品サイズによって様々なので詳しくは割愛しますが、商品1つ1つの保管日数に応じて月単位で請求されます。大型商品に分類されるものはこれが割高なので注意しましょう。
請求といっても売上の残高内から引かれて勝手に処理されていくので、金額を把握だけしておけば基本的に大丈夫です。あとは1円単位なので想像しているよりは高くないです。在庫数によるとも思いますが、私が毎月支払っている手数料で1000円前後です。
以上がFBAで主に発生する手数料です。この他にも長期在庫保管手数料や大量出品手数料等がありますが、余程売れ残ったり業者レベルでの販売でもしない限りは関係してこないと思います。
ここまでがFBAの主な流れと押さえるべきポイントになります。
自己発送
続いては自己発送についてです。言葉の通り注文が入ったら自分で商品を出荷します。
FBAとは違い基本的に自分で作業を行うため、多少手間がかかると感じる人もいるかもしれませんが、販売する商品や自身の環境によってはこちらの方が便利な場合もあります。
ここからは自己発送の流れと販売する上での特徴、注意点を解説していきます。
自己発送の流れ
こちらは自己発送の流れを簡単な図にしたものです。
仕入れに関してはFBAと特に変わりません。店舗やネットでAmazonに並べたい商品を少しでも多く用意しましょう。そしてこの後の作業がFBAとかなり違ってきます。
FBAでは仕入れた商品をAmazonに納品するために、ラベルを貼って段ボールに詰めるといった出荷作業を行っていましたが、自己発送の場合は違います。
仕入れた商品を全てAmazonセラーに商品登録していきます。登録の仕方はアプリでバーコードを読ませたり、セラーセントラルでJANコードやASINを入力するなどして行います。
FBAでも商品登録自体は行いますが、納品をしていないのでAmazonの商品ページには当然反映されません。しかし自己発送は登録した瞬間に出品となります。
そのため登録のボタンを押した直後、遅くとも数分後には、Amazonの商品ページに自分の商品が載っています。ここだけは自己発送で出品をする時気を付けておきましょう。
FBAのようにとりあえず登録して出品者コメントや写真は後で・・・なんて思っていたらすでに商品として並んでいます。新品はまだいいですが、中古品で商品説明を書かないのはトラブルの原因にもなるのでしっかり記入してから登録しましょう。
特に自己発送は自分で商品を送るため、商品ごとに送料がかかります。自己発送ではこれを加味した値段設定をする必要があります。
購入者としては送料無料が望ましいですが、送料を負担して赤字なんてことにならないように気を付けてください。かといって送料をそのまま乗せた価格にして高くなって売れないのも問題なので、価格と送料のバランスは考えましょう。
商品登録が終われば自己発送については出品完了なので、あとは商品をいつでも出荷できるように梱包等して注文が入るのを待つことになります。
注文・支払いに関しては自己発送もFBAと同様にAmazonが間に入って行ってくれます。購入者の支払いが完了するまでは特にこちらから動くことはないので待ちましょう。
この時にFBAの時と同じで問い合わせがあれば答えるのと、ライバルが増えてきたら価格の見直しを行いましょう。特に価格調整は送料込みでの値段を見て高すぎないようにしましょう。
購入者から注文・支払いが完了すると、Amazonから写真のようなメールやアプリに通知が来ます。メールはAmazonセラーに登録したメールアドレスに送れらます。大事な情報なので見逃さないようにしましょう。
メールの内容としては「注文が入って入金も確認できたからこの商品を速やかに送ってください」というものになっています。
自分で商品を送るので、自己発送の商品を多く持っている場合はくれぐれも商品を間違えないように気を付けてください。
ここから自己発送の作業が始まります。すべきことは少しでも早く出荷を行うことです。ここが自己発送の大事な作業になってきます。
以前の記事でも少し解説しましたが、Amazonで購入する人は早く届くと思っている人が多いです。プライムのお急ぎ便の影響かもしれません。自己発送でもそう思われていることが多いです。
また私達のように販売している側だと商品ページを見てFBAかどうかわかりますが、普段買っているだけの人からしたら区別がつかない人がほとんどです。
その証拠に私はほとんどの商品をFBAで販売していますが、自己発送でもないのに「届くのが早かった」という出品者評価のコメントをよくもらいます。
FBAならお急ぎ便が選べるため基本的に早いです。その感覚で購入者は注文してくることが多いので自己発送で注文が入ったら極力早く出荷しましょう。
私は以前自己発送で何個か出品していて、夜中にもう寝ようかと思ったところに注文が入りました。面倒でしたがDVD1枚だったのと早ければ評価につながると思いすぐ出荷しました。
幸いその甲斐あってあとで「届くのが早かった」というコメント付きで★5の評価をもらえました。ここまで神経質になる必要はないかもしれませんが、出荷はそのぐらい大事ということです。
出荷の目安としては、可能な限り注文が入った当日もしくは遅くとも次の日には出荷するようにしましょう。特に自宅から遠方の人が注文した場合はその分時間もかかるので早いに越したことはありません。
あとは商品によって送り方は様々です。少しでも利益が得られるように宅急便やゆうパック等どうしたら送料が安く済むかを知っておくことが大事です。
売上の振り込みに関してはFBAと同様に手数料が引かれた状態で2週間に1回となります。このときFBAと違い在庫保管手数料や配送代行手数料については発生しません。
ただし自己発送の場合は自分で商品を送っているので送料が毎回かかります。カード払い等を使って何個も発送を繰り返している場合は注意が必要です。
数百円の送料もたくさんあったらバカになりません。くれぐれも送料でキャッシュフローを圧迫しないように気を付けましょう。
自己発送の特徴
自己発送は自分で商品を発送するため、人によっては面倒と感じるかもしれませんが多くの特徴、利点があります。
出品までが早い
自己発送の特徴として挙げられるのは、出品までが早いという点があります。仕入れさえできればすぐ登録できるので、商品が手に入った瞬間出品できます。
これはトレンド商品を販売する時などに非常に有効です。トレンド商品とはドラマ化やアニメ化、またはニュースで紹介されたといった理由で値段が上がる商品のことです。
トレンド商品はその名の通り瞬間的には高値になりますが、その分情報を聞きつけた出品者も一気に増えて値崩れすることも珍しくありません。
FBAでは受領処理があるため、納品をして商品が並べられるまでに1~4日程度のラグがあります。その間に値段が下がってしまっては、せっかく仕入れた商品で損をしてしまうこともあります。
そういった時に自己発送なら、タイムラグなく出品ができるので取り逃しが少なくなります。私も基本的にFBAを使っていますが、値下がりが心配な時は自己発送で出品しています。
早い人では仕入れを回っている最中に自己発送で登録したと思ったら、帰ってきた時に注文が入っているなんてこともあります。その速さで売れれば非常に効率的ですね。
FBAで納品できない商品の販売
FBAで納品できる商品にはサイズや重量に上限があります。大型の家電等はサイズによっては納品できないですが、自己発送なら販売することができる場合が多いです。
私も以前利益が取れると思って大型のテレビを仕入れたのですが、大きすぎてFBAに納品できなかったので自己発送で販売したことがあります。一時的にでも家に置いておけるならそういった商品の販売も可能です。
その他では危険物の納品も手順を踏まないといけないため、それが面倒で送料を考慮しても利益が出せるなら自己発送で販売するのもアリです。
手数料
自分で商品を保管しているためFBAと違い在庫保管手数料がかかりません。雑誌等の薄い商品なら大量でなければ自宅でもそこまで邪魔にはならないので、自己発送で販売していくのも1つの手段です。
また初めのうちは資金を早く回収した方がいいのであまり仕入れない方がいいですが、月に1~2個売れる程度だけど高利益な商品を出品するとき等にも有効です。せどりを続けていって資金力が付いてきた時に一撃を狙ってみるのもいいでしょう。
自己発送の注意点
自己発送で注意すべきなのはやはり遅滞なく発送することでしょう。自己発送で出品している人の評価を見ていると、「届くのが遅かった」といった内容で低評価を付けられている人をよく見ます。
また出荷するのを忘れていたのか「商品が届かなかった」という低評価コメントもあるので、注文が入ったら少しでも早く行動しましょう。
私も以前自己発送で出品していたら本業中に注文が入りましたが、当然家に帰るまで何もできなかったのでその分出荷は遅くなりました。
さすがに当日に発送したので特に低評価等はありませんでしたが、自己発送メインで販売をする人は特に注意しましょう。アカウントの評価で買うところを決めている購入者も多いです。
仕入れで遠征していたり、プライベートで外出していても注文は入ってきますので、常に気を配るか外出中に自分の代わりに発送してくれる人を用意しておいた方がいいです。
その他で気を付ける点としては、在庫の保管、管理が挙げられます。いつ注文が入ってもいいように、自宅に保管スペースを設けるなどしてどこに商品があるのか把握しておいたり、商品の破損、汚れ等が無いように気を付ける必要があります。
商品の管理は出荷ミスを防ぐことにもつながります。いざ注文が入って商品がどこにあるかわからない、見ないうちに壊れていたなんてことがないように安全な状態にしておきましょう。
私は以前出荷の仕事もしたことがありましたが、クレームの一番の原因は遅配と出荷ミス、商品の破損です。せどりでは自分自身のお店を持ってそこから出荷することになるので、責任を持って販売することが大事です。
FBAと自己発送はどちらがいい?
それではここまでFBAと自己発送の違いや特徴について解説してきましたが、この2つの販売方法どちらがいいのかについても考えてみましょう。
基本はFBAがおすすめ
私も利用していますが、基本的にはFBAがオススメです。やはり納品していることで自宅のスペースを圧迫することもなく発送もAmazonが自動で行ってくれるので安心です。
特に仕入れの幅が広がってセット本や家電をいくつも仕入れたりしていると、家の中が商品で溢れかえることがあります。もしそうなってもFBAで納品さえしてしまえば一時的なもので済みます。
自宅が広くて商品をある程度保管しておける人はいいですが、アパートやマンションでスペースが限られている人はFBAでコンスタントに納品して販売するのがいいでしょう。
やってみるとわかりますが、たくさん仕入れをした後一気に納品したスッキリ感はかなりのものなので、ぜひ体験してみてほしいところです。
またprimeマークも自動的に付くのでそもそもの販売しやすさも上がります。私もprimeだったおかげで多少高くても先に売れていくということはよくあります。
商品に応じて自己発送
特徴の部分でも解説しましたが、自己発送はFBAで納品できない商品(危険物等)や急いで出品したい商品(トレンド商品)があるときは便利です。
他にも雑誌等の低価格な商品で、FBAで納品までしてしまうと送料や手数料で赤字、薄利となってしまう商品があったら自己発送の出番です。
また、せどりの資金作りをメルカリやヤフオクでした人ならば、自分で商品を送るのも慣れていると思うので、始めたばかりでFBAで納品するほど仕入れの量が貯まっていなかったり、納品が難しいと感じたらまずは自己発送で始めてみるのもいいでしょう。
在庫を保管できて自分で発送するのが面倒でなければ、自己発送も販売方法の1つとして積極的に使っていいと思います。
まとめ
今回はせどりを始める前に覚えておくべき【FBAと自己発送の違い】について解説していきました。
- FBAは手数料を諸々払うが納品までちゃんとすればあとはAmazon任せ
- 自己発送は自分で出荷するかわりに出品までがスピーディー
- FBAなら納品さえすれば商品がなくなるのでスッキリ
- 自己発送は自分で商品を保管して出荷できる態勢を作っておく
- 商品の相場や納品ルールを考えて状況に応じてそれぞれ使い分ける
これらのことを意識してそれぞれ利用していくようにするといいと思います。どちらの作業も最初は慣れなくて遅くなりがちですが、続けていけばきっと慣れてきます。
仕入れから販売までなるべく効率的に行って少しでも多くせどりで稼いでいくようにしましょう。