自分にもできる?【せどりで大事なのはこれ】

こんにちは。たにやんです。
今回はせどりをする前に迷う人が多い、「自分にもできる?」がテーマです。私もそうですが、一般的な職場に通って働くものではなく、自分で商品を仕入れて販売する小さなお店を開くわけですから、そういった経験が無い人には不安かもしれません。
この記事ではそんな不安についての解説と、2020年からせどりをする上で今のうちから最低限気を付けた方がいい考え方についてお話していきます。
せどりは難しくありません
これはせどりを始めようかなと思う人がよく心配する部分です。「ネットビジネス」と聞くと、特別難しいPC操作や勉強が必要と想像されがちですが、せどりの本質は以前の記事でもお話しした通り「安く買って高く売る」です。
まずその単純な考えを持って仕入れをして売る。最初はそれだけに集中しましょう。
PCはアカウント登録や出品、印刷で多少は使いますが、普段インターネットを使う人なら問題なく操作できるようになる程度です。
知識に関してもAmazonで出品する場合、商品によっては出品のやり方がありますが、Amazonは元々本のインターネット販売をしていたのが始まりということもあり、せどりで最初に扱う人が多い本については特別なルールがありません。
まず本を売るところから始めて、資金が増えてきて家電や食品を売りたいという時には、覚えた方がいいルールや注意事項があるので事前に確認するようにしましょう。
また別の記事で紹介しますが、せどり専用の便利なツールや情報サイトがあるため、仕入れ判断もそういったものを使えばわかります。商品に詳しいに越したことはありませんが、全て目利きで仕入れるといった特別なスキルは必要ありません。
私も実際にせどりを見よう見まねで始めて、少しずつ慣れていきました。最初は本一冊の仕入れにも悩んでいましたが、今ではすぐに判断できるようになっています。
仕入れについてはある程度計画性を持って行った方がいいですが、慣れてくれば買い物ついでに仕入れや仕事帰りに立ち寄って仕入れができるようになってきます。
資金についても次回の記事で解説していきますが、せどりの仕入れを始めるのは5~10万円程度あれば開始することができます。最初はそのぐらいの資金さえ用意できれば十分です。
5~10万円で自分の店を開いて商品を売れるわけです。仮にせどりがうまくいかなかったとしても損失はそれだけですから、大きな借金が残るといったことにはなりません。
今後せどりをするにあたっての準備や、店舗ごとの仕入れポイント等のせどりノウハウを解説した記事を追加しますので、そちらを見ながらせどりを始めていけば仕入れができるようになってくると思います。
ジャンルを絞る
ここからはせどりを始めるにあたって最低限気を付けることを解説していきます。まず1つは【ジャンルを絞る】です。
前回の記事で辞めてしまう人が多いという話をしましたが、その1つの仕入れができないがこれです。これはせどりを始めたばかりの人が陥りやすいパターンで、慣れないうちからとにかく手当たりしだいにリサーチして仕入れ判断ができず、結果何も仕入れられないというものです。
そして仕入れられない日が続いて「何も仕入れられない」「せどりはすごく難しい」となってあっさりやめてしまう。こういった人は非常に多いです。
たしかに様々な利益商品がありますしジャンルの幅は広い方がいいですが、いきなりブックオフに行って「本をリサーチしてその後DVD、それからプラモデルと家電をちょっと見て仕入れて・・・」なんて動きはかなり慣れた人でなければできません。
まずせどりを始めたら「マンガだけをリサーチする!」「セット本だけをリサーチする!」といったジャンルを絞ったリサーチをすると決めておきましょう。その後慣れたら次のジャンルへ徐々に移行していきましょう。
稼いだ利益を無駄にしない
これはせどりを繰り返す上で非常に大事な考え方です。せっかく商品が売れてもこれだけは意識して今後動かないとせどりの意味がなくなります。
無駄にしないというのは、例えば1万円分仕入れをしてそれを全て売って1万円の利益が上がって、手持ちが2万円になったとしましょう。この時あなたが「1万円稼いだし飲みに行こう!」と言って利益の1万円で友人と飲みに行ったとします。すると残った資金は最初の1万円になります。
もしこれを繰り返していた場合、あなたのせどりに使える資金はいつまでも増えません。これでは仕入れの種類や数を増やすことができず全く稼いでいると感じられません。
稼いだ利益を元手にそれで仕入れをして、また利益が上がったらそれを元手に仕入れをする。それを繰り返して資金を雪だるま式に増やすことを意識しましょう。
これは預金や投資などにある【単利】と【複利】の考え方で、単利は元本に対してのみ利息が発生して次の利息も元本に対してのみとなります。
一方複利は元本に対して利息が発生したら次は元本+利息に対して利息が発生するため、それが繰り返されたら利息の対象となる元本が毎回増えていくことになります。そのため長く繰り返すほど増える量は多くなります。
そうして資金が増えてくれば、少々高い家電や高回転な新品を大量に仕入れる等思い切った仕入れもできるようになり、徐々に利益を増やしやすくなっていくため、結果として同じ仕入れ時間でも利益が増えていきます。
また資金の余裕が出てくれば、「1ヵ月以内に売らなければ・・・」といった状況から少しずつ脱却できるため、薄利だけど高回転な商品と1、2ヵ月以内に売って高利益といった仕入れの使い分けができるようになってきます。
とにかく続ける
最後は結局これです。せどりは始めようと思えばその日から始められますが、辞めるのも簡単です。特に最初の1~2ヵ月は資金も少なく仕入れも慣れていないため、稼げている実感が人によっては湧きにくいと思います。
しかし前回の記事で私の実績をご紹介しましたが、続ければ徐々に稼げるようになっていきます。続けると言っても決して毎日やれということではなく、仕事帰りや休日等自分のペースで構いません。
もちろん現在他に仕事がなくせどりに時間を使えるなら、毎日仕入れに行ってどんどん商品を売り始めればその分稼ぐこともできます。そういった方はおそらくあっという間に10万円以上達成してしまうでしょう。
続けて最後まで立っている。とにかくそれを忘れないようにしてほしいと思います。
まとめ
今回はせどりを始める前の不安になる点と大事な点についてお話していきました。
- 難しく考えない
- いきなり手を広げない
- 稼ぎを次に回す
- コツコツ続ける
私は特にマインドといった解説をするつもりはありませんが、今回挙げたことがせどりを挫折する人にありがちなことなので、上記のことだけは頭の片隅でも構いませんから覚えておいた方がいいと思います。
逆に上記の点さえ気を付ければいきなりつまずくということはないでしょう。せっかく始めるなら必ず稼ぎたいですよね?
次回は、せどりを始めるにあたっての「資金」について解説していきます。