せどりの仕入れオススメ店舗大公開【まずはここから!】

こんにちは。たにやんです。
今回はせどりの仕入れでよく行く【オススメ店舗】についてです。
せどりは安く買って高く売る必要があるので、基本的に商品が安い、よくセールをする、在庫処分で思い切った値下げをする店舗等を狙っていきます。
この記事ではせどりを始めたばかりで、資金が少ない段階からでも仕入れがしやすい店舗を中心にメリットやデメリットも含めて紹介していきます。
ブックオフ
店舗仕入れと言えばまずはここを紹介しないわけにはいきません。個人的には「ブックオフを制するものはせどりを制する」と思っています。そのぐらい仕入れに向いている店舗だと言えます。
せどりをしている人の中には、ブックオフを専門的に回っている人もいるぐらいです。私も普段ブックオフをメインに仕入れをしていますが、毎回様々な商品を仕入れできています。
- セット本(主にマンガの全巻セット)
- 雑誌
- 単行本(ハードカバーの本)
- ゲームの攻略本
- ゲーム(本体、ソフト)
- DVD(BOX、初回限定盤等)
- プラモ(ガンダム等)
- 家電(テレビ、調理器具等)
上記のように様々なジャンルの中古商品が比較的低価格で売られているため、仕入れの店舗として最適です。私はブックオフに入ったらこれらの商品棚を順番に回って、利益がありそうなものをリサーチして仕入れをしています。
ブックオフのメリット
仕入れ値が安い
110円の商品からあるので低資金ならマンガを集めてセット本を作ったり、雑誌を仕入れたりするところから始めることもできるため、せどりを始めたばかりの人にもオススメです。
せどりを続けていてある程度資金力が付いてきたらもっと高利益が狙いやすいDVDやゲーム、家電を仕入れることもできるので、資金に応じてある程度せどりに慣れてからも仕入れがしやすいです。
またブックオフに慣れるほど中古商品の相場感が身に着くので、リサーチのスピードアップやリサーチすらせず目利きでの仕入れが可能になって、1店舗あたりの仕入れが早くなります。
ボウズが少ない
他にも1つの店舗にいろいろな商品がバランスよく置いてあるので、何も仕入れられない【ボウズ】が少ないのも魅力です。
「この店はセット本は高いから雑誌を見よう」
「雑誌は1冊だけ見つけたから次は攻略本」
「ショーケースにあるゲーム機が売れるな・・・」
といった具合で何かしら見つけられる可能性が高く、自分の並べる商品を増やしやすい利点があります。店舗を回って何も仕入れられないという事態は避けたいところですが、ブックオフは慣れるほどそれが減っていきます。
何度も仕入れで同じブックオフに行くようになると、セット本が安い、攻略本が豊富、ゲームがよく置いてあるといった店舗ごとの特徴も見えてくるので、店舗ごとのポイントを把握してさらに効率的に回るようにもなれます。
ブックオフのデメリット
店舗ごとに置いてある商品が違う
デメリットとしては同じ商品を何度も仕入れて売るのが難しい点が挙げられます。中にはブックオフでよく見かける商品で何度も利益が取れることもありますが、それも一時的な場合が多くほとんど長くは続かないです。
中古品がメインなので新品を置いている店舗とは違い、いくらチェーン店とはいえ同じ商品が並んでいない可能性が高く、利益商品なら他にも狙っているライバルもいるのでタイミング次第では仕入れられないかもしれません。
セット本は根気よく集める
特にセット本を作る場合はすでに全巻揃ったセットならいいですが、一冊ずつ集めて揃える場合はなるべく多くの店舗を回って自分で作る必要があります。
セット本で集まってない巻を仕入れながら、攻略本やゲーム、DVDを見てまた次の店へ行くというのを繰り返す等、多少の辛抱強さと切替は必要になってきます。
しかし流れさえつかんでしまえばどの棚の並びも基本的に同じなので、端から順番に見ていくだけで利益商品があるか大体わかるようになってきます。
回数をこなして店舗の癖をつかんで仕入れの量を徐々に増やしていきましょう。
ハードオフ
次のオススメ仕入れ店舗は【ハードオフ】です。ブックオフとは別会社になっていますが、1つの場所に合体した状態で営業している店舗も多いため、仕入れができるようになると効率的です。
- 家電(未使用品)
- ゲーム(本体・ソフト)
- DVD(BOX・初回限定盤)
- メディア・インク(未使用品)
- 電球・蛍光灯
- ショーケース商品
- ジャンクコーナー
ハードオフでは本メインのブックオフとは違い、機械関係の商品が多く売られています。そのためブックオフの隣に併設されていても店舗の雰囲気もかなり違います。
商品の棚も本棚のように整列していないので、慣れないうちはどこを見たらいいのかわからないかもしれませんがその分利益商品が眠っていることも多いため攻略する価値は十分にあります。
ハードオフのメリット
一撃のチャンスもある
ハードオフは機械系の商品が多いので、ブックオフと比べて仕入れ値が高めになりがちですが、その分一撃の利益を狙える可能性も高いです。
家電のコーナーによくあるのは【未使用品】の札がついた商品です。未使用ということは開封済という点以外は新品と同じなのでAmazonであればコンディションを【ほぼ新品】として販売できます。
開封済程度なら全く気にしない購入者は多いので、新品より少し安い値段で出品すれば回転の良い商品なら自然と売れていきます。そうすることで高利益が狙えます。
売って終わりの消耗品も取れる
ブックオフではほとんど見ない利益商品としては【メディア・電球・蛍光灯】があります。これらは未使用で売られていることが多いので本のような検品がほとんど必要なく消耗品のため売りやすいです。
私もよく出荷をするときにセット本の他に、軽くて小さい電球を仕入れておいて箱詰めするときに一緒に混ぜています。そうすることで1回の出荷に少しでも商品が増やせて効率的かつ数百円の利益が積み重なって送料の足しになります。
ジャンクコーナーはまさに宝探し
その他にジャンクコーナーの商品は、名前の通りジャンク扱いで値段が安めに設定されていることが多いため、仕入れ値は安いのにAmazonでの販売価格は高くなっていて、高利益が狙えるなんてこともあります。
またジャンクとなっていると壊れて動かない状態をイメージするかもしれませんが、【動作確認済】と書かれていて使用には問題ない商品が並んでいる場合も多いです。
動作確認済でなくても、簡単な修理ですぐ直るのに少し正常に動作しないという理由で安くなっている商品もあります。もし機械に自信があるならそういった商品を少し手直しして正常な状態に戻して販売することもできます。
ハードオフでせどりをしている人の中には、ジャンク扱いになったプリンターを何台も仕入れて修理をして販売する人もいます。
このようにハードオフではブックオフのように揃えて売るというよりも【掘り出し物を見つける】という仕入れになってきます。
ハードオフのデメリット
多少の資金力はほしい
ハードオフのデメリットとしては、仕入れ値が高くなりがちな点があります。ジャンク品は比較的安いですが、未使用の家電等は新品で買うよりは安いとはいえ1台あたりの値段はそれなりにします。
低資金で始める場合はブックオフで110円の本を集めた方が商品を増やしやすくリスクも少ないため、少しせどりに慣れて資金力がついてからの方が仕入れに向いています。
心配なら単価の安い商品から始める
もしブックオフと併設されていてついでに仕入れをしたい場合は、最初はメディア、インク、電球、ジャンク品といった安価な消耗品から始めて、タイミングを見て家電、DVD等も仕入れていくのが安全だと思います。
低資金のうちに高い金額の仕入れをしてしまうとそれだけで資金がなくなってしまい、他の商品を仕入れることができなくなってしまいます。
そうなることがないよう自分の懐事情に合わせてリサーチ、仕入れをしていきましょう。私も最初の頃は1000円以下の商品メインで仕入れをして最近ではDVD BOXを仕入れたりしています。
商品の状態に気を付ける
その他では機械関係なので売れたのはいいものの、「動かなかった」といったクレーム、返品のリスクもあるので注意が必要です。出荷前には状態、付属品の有無を確認して説明文に記載する等してトラブルがでないようにしましょう。
付属品が欠品している場合は、欠品していることを説明文に明記したりジャンク品から探して揃える。説明書はダウンロードして印刷する等なるべく購入者が買いやすくなるようにしましょう。
オフハウス
オフハウスも仕入れ先としてオススメの店舗です。こちらはハードオフ系列の店舗ということもありハードオフと一緒になっている店舗が多いです。
ハードオフが趣味寄りの商品に対してオフハウスは主に生活用品を扱っている店舗となります。
- 家電(未使用品)
- 調理器具
- 食器
- 電球・蛍光灯
- 洗剤
- 柔軟剤
こういったどこの家庭にもある物や洋服が主な商品です。そのため他の○○オフとつく店舗よりもリサイクルショップ感が強く、せどり以外に普通に買い物で来ている人がどちらかというと多い傾向にあります。
オフハウスのメリット
低資金でも仕入れやすい
ハードオフと一緒になっている店舗が多いので、ハードオフを見たついでに仕入れができることが多いです。1カ所で2種類の店舗を見ることができれば、何か仕入れられる可能性も上がるので効率的となります。
並んでいる商品は基本的に一般家庭から出る不用品が多いこともあり、家電以外のほとんどの商品は単価が安いため低資金でも仕入れしやすいです。
商品1個あたりの利益は少額になりがちですが、その分複数個仕入れたり失敗した場合のリスクも低いので、始めたばかりでもハードオフよりチャレンジしやすいと思います。
消耗品が売りやすい
詰め替え品等は消耗品なので、購入者が使ったらすぐに終わりで、よほど商品の状態が悪いといったことがなければ返品、クレームも起きにくいのがメリットです。
新品での出品のみなので開封済みではないことだけは確認した方がいいですが、本のような検品は必要ないので出荷から販売までが早いです。
ハードオフのように一撃の大きい掘り出し物を探すというよりも【差額の取れる日用品を拾う】イメージで仕入れていくのがいいと思います。
オフハウスのデメリット
商品によっては状態抜きが難しい
オフハウスで並んでいる商品は生活用品がメインのため、使用感のあるものが多く人によっては仕入れ判断が難しいと思うかもしれません。
家で不用品としてあったものが商品として並んでいるので、未使用品となっていても多少劣化している可能性もあります。家電や調理器具といった箱に入っている商品は毎回買う前に中身を確認しましょう。
商品にもよりますが、「使えればいいので安い方がいい」と思っている人もいます。無理に「ほぼ新品」で出品せずにコンディションを下げて、正直に説明文を付けた方が売れやすくトラブルも少なく済みます。
出品制限を確認
洗剤等の生活雑貨の中には出品制限がかかっているものもあります。リサーチして利益が出ると思ってもセラーセントラルで確認したら出品できないというケースも多いです。
洗剤1個程度なら間違えて仕入れても自分で使ったりすればいいですが、もし大量に仕入れてしまったらAmazon以外の販路で売ったりする必要があります。
また整髪料や香水といった商品は成分の関係で危険物扱いとなっていることがあります。自己発送なら問題ありませんが、FBA納品メインの人はそのあたりもよく確認する必要があります。
イオン
スーパーでおなじみのイオンも実はいい仕入れ先です。ブックオフ同様日本中にあるのでここに慣れておくと仕入れの幅がかなり広がると思います。
- 弁当箱
- 水筒
- 文房具
- おもちゃ
- ゲーム
- 家電
- ワゴンセール品
- その他多数
オフハウスに並んでいそうな商品がイオンなので当然新品で並んでいます。イオンではこういった商品で値下げされたものを狙っていきます。
イオンではこれまで紹介したリサイクル品とは違い新品なので、中古品ではあまりできない縦積みして稼ぐ【数で勝負する】仕入れになっていきます。
イオンのメリット
値下げ品がわかりやすい
イオンでは値下げ品はどれも金額の書かれたものや半額と書かれた【赤札】を貼って並べています。通常の棚に紛れている場合もあればワゴンにまとめている場合もあるので、店内をくまなく回れば何かしら見つかると思います。
仕入れるものは主に消耗品や日用品といった、単価が安いけど回転がいい商品が中心なのでなるべくいくつも仕入れて小さい利益を数で稼ぐことが多くなります。
買い物ついでに仕入れが狙える
普段イオンで食料品や生活用品を買っている人も多いと思います。1カ所で自分の買い物以外に仕入れまでできたらまさに一石二鳥で効率的です。
もし家族で買い物に来ていても、ちょっとした時間でワゴンだけリサーチしてみるだけでも利益商品が見つかったりします。またゲームやおもちゃも売っているので、もし値下げしているようなら一撃の利益を取るチャンスもあります。
生活費で買い物した分が仕入れで返ってくる。イオンならそういったせどりも狙っていけます。
イオンのデメリット
日本中で売っている
イオンは日本中にあるということは同じ安売りを他の店舗でもやっている可能性があります。これはどういうことかというと、もし自分が利益の出る商品を見つけたとしても他店舗でライバルも同じ商品を見つけているかもしれないということです。
そうなると自分がAmazonに商品を並べた頃に出品者が大量に増えてしまい、値下げ競争に巻き込まれる場合があります。新品の縦積みは回転良く売るのがベストです。
値下げ競争が落ち着いてから利益が取れる相場になるまで待てるならいいですが、もしキャッシュフローが苦しくなりそうだったり出品者がいつまでも減らない場合は早めに捌くことも検討しましょう。
リサーチがしにくい場合がある
これは店舗にもよりますが、バーコードの上に赤札を貼っているケースがあります。これをされているとバーコードで商品のリサーチができないため商品名を手打ちしたりして探すことになります。
検索候補がいくつも出てきた場合等はリサーチする商品を間違えないように注意が必要です。間違えて仕入れて利益が出なかったら大変です。
しかしこれは逆にチャンスでもあります。人によってはこういった商品は面倒がってリサーチしていないことがあるので、利益商品の可能性があります。
ひと手間かかるかもしれませんが、やってみる価値は十分にあります。
ホームセンター
ホームセンターも仕入れ先として行きやすく、利益が狙える店舗です。ホームセンターと一口に言ってもDCMグループやビバホーム、カインズホームといった様々な店舗があります。
- 生活雑貨
- バス用品
- 調理器具
- 季節商品
- 家電
- ワゴンセール
- その他多数
主にこういった商品を仕入れます。スーパーのように生鮮食品や総菜といったものが無い分生活に必要な雑貨や器具等が多いのでそれらを狙っていきます。
イオンでは上記の商品はPV(プライベートブランド)が売られていることが多いですが、ホームセンターであれば様々なメーカーの商品が並んでいるため、そこからリサーチしていきます。
ホームセンターは中古で言えばブックオフのようにかなり商品のジャンルが豊富なので、ポイントを押さえてリサーチしていく必要があるのと、一部商品はオフハウスでも触れた出品制限に注意が必要です。
これらの点に気を付けて
ホームセンターのメリット
店舗の種類が豊富
イオンと違い地域によって店舗の種類が違うのがホームセンターの特徴でもありメリットと言えます。特定の県に集中している店舗や西日本しかない、東日本しかないといった分かれた状態の出店が多いです。
このため可能性がゼロではありませんが、全国規模で同じ商品を安売りしているイオンの商品よりは値下げ競争になるリスクが減ります。
出荷しやすいものが多い
仕入れる商品の中には調理器具やバス用品といった軽いまたは小さい商品も多いので、セット本等を段ボールに入れた時に余ったスペースに入れることもできます。
私はよくセット本を出荷していますが、出荷直前はホームセンターへ行ったついでに隙間へ入る商品があれば仕入れて少しでも出品できるようにしています。
こういった商品は利益は少額ですが、複数個出荷できればそれも積み重なってFBAへ出荷する送料の足しになってくれます。
ついでの仕入れが可能
こちらもイオン同様ついでの仕入れに向いています。せどりをしているとホームセンターで段ボールを買ったり梱包用のテープやストレッチフィルムといった資材を買うようになります。
資材が切れたタイミングや普段の生活で使うものを買いに行ったついでに仕入れができるので移動の手間が無く効率的です。
ホームセンターのデメリット
新品でも状態に注意
ホームセンターの値下げ商品はワゴンが特にそうですが、外装の状態が悪い場合がけっこうあります。幅広く商品を並べているだけあって、商品によってはなかなか売れず何年も経過しているのか箱が焼けた商品もあったりします。
消耗品は未開封であれば、購入したあと中身を出して捨ててしまうのでそこまで気にする購入者はいませんが、何度も使う商品は中身が故障していたり変色している可能性もあるので注意が必要です。
購入者の中には明らかに時間が経過しているとみられる外装だけでクレームや低評価を付けることもあります。完全に防ぐことは難しいですが、もし出品が心配だと思ったらそういう商品の仕入れは見送りましょう。
利益も大事ですが、安全に続けることももっと大事です。
アクセスが悪い店舗が多い
ホームセンターは駅前よりも車で行くような場所にあることが多いので、車がないとなかなか仕入れに行きにくいと思います。
普段電車や自転車でせどりをしている人はホームセンターで仕入れを狙う場合は、その日だけレンタカーを使う等して集中して動いた方がいいでしょう。
人によっては仕入れがうまくいって量も多くなる可能性があるので、そうなるとなおさら車に積んで運ぶ必要があるので、ホームセンターへ仕入れに行く時は移動手段と運搬の両面で車の用意は検討しましょう。
まとめ
今回はせどりを始めたばかりの人がまず行ってみたらいいと思う【仕入れオススメ店舗】について紹介していきました。
- ブックオフは低資金から始めやすく慣れるほど安定した仕入れができる。
- ハードオフは一撃も狙えるが多少の資金と目利き力が欲しい。
- オフハウスは低資金でハードオフと一緒が多い。出品制限に注意。
- イオンは普段の買い物ついでに寄りやすいがライバル増加に注意。
- ホームセンターは小物が取りやすく出荷が楽。人によっては行きにくいので計画性を持って行く。
個人的には始めたばかりならブックオフをオススメしますが、地域によっては他の店舗の方が多いかもしれないので自分の地元の店舗の特徴や値付けを見て仕入れをしていきましょう。
せどりは店舗と商品を知っているほど早くたくさん仕入れできるようになります。最初は1袋しか仕入れできなくても続けていくうちに徐々に増えていきます。
店舗仕入れで第一歩を踏み出してせどりで稼いでいきましょう!